電車で不快に感じる他人の行為

デビューネタとしてのセンスない?^^



満員の電車の中でギュウギュウ詰めになりながら、会社と自宅を毎日往復している働きマンのみなさん、お疲れさまです! ただでさえ仕事のストレスを感じているのに、地獄の通勤ラッシュを日々経験しなくてはならないとは。いかに日本の交通機関が世界的に優秀であるといっても、毎日これでは恨めしくなってしまいます。

毎日利用していると、人さまのマナー違反が目について不快に思うこともあるでしょう。だけど、注意したくても言えないもどかしさ! ますます、ストレスがつのるばかり。

さて、皆さんはいったいどんなことにストレスを感じているのでしょうか。ネットの声を集めてみました。

■混雑しているのに足を組んで座る、足を広げて座る
当の本人は習慣となっていて気づかないのかもしれませんが、足を組まれると前方に出た足が邪魔で、ほかの乗客は正面に立つことができません。足を広げて座る場合もしかり。日本人たるもの、場の空気を読んで即座にコンパクトに体を収めるべし。

■降りる乗客を無視して、強引に乗り込む
早く乗らないと席が埋まっちゃう! という焦り、わかります。しかしながら、乗っていた人が降りないことには座る椅子もありません。このように自分本位の行動は、発車時刻が遅れる原因にもなりかねない。ここでは「ゆとり」を大切に。

■イヤフォンの音漏れ
なんだか今日はやけに周囲の視線が突き刺さるなぁ……と思っていたら、イヤフォンから音がダダ漏れしてた! という、ことは案外ありがちです。歩いているときの音量のままで電車に乗り込むと、こういうこともあるのでお気を付けください。

■寝入ってしまい、寄りかかってくる
帰宅途中。連日の疲労が溜まりに溜まって、どうにもできないほどの睡魔が襲ってきた。知らず知らずのうちに頭が左に右にグラリグラリと揺れ始め、見知らぬ隣人の肩にフィットイン! ふう、これでようやく安眠でき……。いやいや、これからは左右ではなく前後にグラグラすることを心がけましょう。その場合は後ろのガラスにご注意を!

■電車のドア付近から動こうとしない。
電車のドア付近は乗降しやすくて、ドアの左右両端にある人気スポットを獲得できれば座席サイドに寄りかかれてラクチン! わかります。ですが、同じことを考えた誰もかれもが入口付近で立ち止まるため、車両中央はガラ空きになることも。これでは後から乗って来た人が、空いている中央付近へいけません。今後お乗りの際は入口で立ち止まらずに、空いている方へ順次おつめくださいませ。

■車内で化粧をすべてやり終える
誰も見ていないと思ったら、大間違い。車内の目は、大胆不敵にマスカラや口紅を塗りたくるあなたに釘付けです! あらあら良い歳して困った子ちゃんね、なんて思われないように身だしなみは、見えないところでしましょう。 

■改札口で定期券を探し出す
アリの行進のようにゾロゾロと順調に改札を通過してたのに、それを止めるとはなんたることやらとビジネスマンは思うようです。定期券を探す際は、改札口の出入りをふさがないように列からちょっと外れてゆっくり探しましょう。

カップルが大胆にイチャイチャし始める
ここはあなたたちのお部屋なの? と聞きたくなるほど大胆にイチャつくカップル。うつむく乗客たち、見なかったことにする乗客たち。このとき、乗客のストレスは極限に達するのです。公の場で愛の素晴らしさをこれみよがしに見せつけられても、周囲から生まれるのは嫉妬と嫌悪のみ。気を付けて!

■混雑時間帯に小さな子供を連れて、押さないで! と周囲にどなりつける
お気持ちは良くわかるし、お子さんのことは心配ですが、ラッシュの車内で周囲に「押さないで!」と怒鳴りつけても、周囲はどうすることもできません。たくさんの体重がのしかかってくるため、お子さんの隣にいる大人が潰さないようにと必死な努力をしている大変さもお察し頂きたい。お子さんをお連れの方は、空間ができやすい隅の方に乗るよう心がけると良いかもしれません。

ほかにも「電車の床に座る人」、「携帯電話で通話する人」、「改札でNGだったのに、あきらめず何度もトライする人」、「足を踏んだのに知ってて謝らない人」、「混雑時、無言で強引に出ようとする人。(すみません、のひとことを!)」、「ラッシュ時に乳母車を畳まずにママ軍団が乗り込んできた」といった、声がありました。

一方ではこういう人もいるようです。「車内のルールを守らない人に対して注意するのかと思ったら、それを理由に必要以上に悪態を付く人」。正義を盾に単なる憂さ晴らしをするようでは、社会的な信用を得にくいのではないでしょうか。

また、「満員電車で痴漢に間違われないかと恐怖心を覚える人」も男性には多いようですが、なんと、記者(女性)も同じ理由で不安になることがあります。そのため、両手を挙げていることが度々あり、男性と同じじゃないかと溜息をつきたくなります。とにかく面倒なことには巻き込まれたくないという気持ちの表れなのかもしれません。

今回ご紹介した例は、誰にでも当てはまることだと思います。自分は絶対にしないと思っていても、知らず知らずのうちに同じことをしているというのは良くあること。だからこそ、少しの思いやりと優しさをいつも持ち合わせたいものですね。こうすることで、環境が改善されていくかもしれません。ストレスが軽減される社会をつくるのは私たちひとりひとり。ちょっと深呼吸して周りを見渡せば、いつもより周囲に優しく接することができるかもしれませんよ